臨床工学部門

臨床工学技士(ME)

血液浄化装置や人工呼吸器などの装置を安全かつ的確に操作・管理する仕事

透析室全体で情報共有を行い、連携をしっかり取りながら働くことを心がけています。

臨床工学部門の特徴

当院では、おもに血液浄化装置を用いた人工透析を行っており、ME4名体制で透析業務、人工呼吸器や医療機器等の点検管理に携わっています。業務内容としては医療機器の点検管理はもちろんの事、透析患者様への穿刺も行っています。透析部署内の看護師との距離も近く、連携をしっかりと取り日々患者様のために安全な透析ができる環境を作っております。

仕事のやりがい

患者様が無事透析を終えられ笑顔で帰っていかれた時や、楽しそうに家での出来事を話してくれた時や、患者様とそのご家族様が抱える問題がよい方向で解決した時は、こちらもうれしくなります。また様々な課題が生じても職員同士でコミュニケーションをとって意見を出し合い、それを乗り越えた時はとてもやりがいを感じます。

臨床工学部門の取り組み

月に一回透析室内で勉強会を開いています。ME同士で知識を深め合い共有することで業務を円滑にすることができ、患者様が安心して透析できる環境を作れるように日々努力しています。

新人への教育体制

新人教育のスケジュールに沿って、入社して半年以内は、医療機器の点検、回路のプライミング、透析開始の補助などの習得、半年以降は透析の穿刺作業と回収作業などの業務を習得してもらいます

穿刺指導

当院では患者様が安心して治療を受けられるように、日頃から穿刺技術の向上に努めております。新人スタッフに対しても、熟練スタッフが穿刺の理論や、患者様の血管の特徴まで、分かりやすく指導しています。

透析液の洗浄化

当院では、「透析液清浄化ガイドライン」に従い、汚染がなく安全な状態の透析液を精製しています。透析液をつくる装置だけではなく、患者様と直接つながる機械まで、定期的に水質の検査を行っております。

機器管理

透析に使用する装置は、毎年必ず経年劣化しやすい部品の定期交換を行っています。装置にトラブルが起きた場合は、専門資格をもつMEが点検を行い、速やかに対処致します。

臨床検査部門

1日の業務スケジュール

(月・水・金2クール)

出勤 午前中の透析準備  
7:30
午前業務開始
透析開始
9:30
ミーティング  
10:00
透析液作成
11:00
午前休憩  
11:30
午後業務開始
抜針作業
12:00
午後透析開始  
15:00
午後休憩  
15:30
抜針作業
後日の透析準備  
16:00
医療機器の点検
18:00
業務終了

(火・木・土1クール)
 業務終了 14:00