大丈夫ですか？ あなたの心臓!!

突然死の多くは、虚血性心疾患や心臓弁膜症などによる心不全が原因です。

近年、高齢化の進行とともに虚血性心疾患や心臓弁膜症が増加しています。

一般の健康診断では早期発見が難しく、重症化することが多い病気です。

虚血性心疾患

心臓を栄養する血管（冠動脈）が細くなったり閉塞したりすることで、心臓の筋肉に十分な血液が送られず、心臓が正常に動かなくなる状態を「虚血性心疾患」といいます。
血管が細くなった状態を「狭心症」、閉塞してしまった状態を「心筋梗塞」といいます。

心臓弁膜症

体中に血液を循環させるポンプのような役割をしている心臓には、血液が一方向に流れるよう逆流を防止する弁が存在します。この弁に障害が起き、本来の役割を果たせなくなった状態を「心臓弁膜症」といいます。
弁の開きが悪くなり血液の流れが妨げられる状態を「狭窄」、弁の閉じ方が不完全なために血流が逆流してしまう状態を「閉鎖不全」といいます。

当院の心臓ドックでは、心臓の状態を詳細画像で診断する冠動脈CT、心エコー検査、心電図検査のほか、心臓病と関連のある動脈硬化の検査も行っており、心臓の健康状態に特化した内容となっています。